作業システムと工程

■ワンマンカーブ推進自動測量システム

●曲線における自動追尾測量システム概念図

説明図

R=≧80mのカーブ推進も可能です。説明図
掘進機内部2カ所に装着したデータゾンデで、
精度の高いカーブ推進が可能になりました。

●本システムの特徴

  1. 測定に要する人員は電磁波受信器操作員と、マシンオペレーターの1人で測定できます。
  2. 多曲線、長距離でも測定でき、測定精度は一定です。
  3. 小口径から大中口径まで関係を問わず使用できます。
  4. 測定時間が約10分で出来ます。
  5. パソコン画面に現在の位置と過去の軌跡が表示されるため、推進機オペレーターが推進機の方向制御が容易に出来ます。
  6. 多曲線、長距離曲線でも測量器が1組で短時間で出来るため、従来の方法に比べ大幅なコストダウンが出来ます。
  7. 交通などに支障が少なく、環境にやさしいコンパクトタイプ。
ロケーター使用状況の写真1 ロケーター使用状況の写真2 ロケーター使用状況の写真3 ロケーター使用状況の写真4
1. ロケーター使用状況 2. ロケーター使用状況 3. ロケーター使用状況 4. ロケーター使用状況

ロケーターのメーター部写真本システムは自動追尾トータルステーションとパソコンとの組み合わせにより設計路線線形を入力し、自動追尾トータルステーションを任意の個所に設置し、推進機の位置と計画路線上との関係を計測します。

推進開始点、IP点、推進終点、自動追尾トータルステーション設置位置及び方向設定位置の座標と、曲線半径、曲線左右右廻りの区別をパソコンに入力します。推進機に設置した電磁波発生装置より発した電磁波を地上の電磁波受信器で受信、受信器に取り付けた受光用プリズムを自動追尾トータルステーションで計測し、推進機の位置を確定し設計路線とのズレを計算表示します。

本システムは、推進機操作盤個所で推進機オペレーターが遠隔操作でき、オペレーターが推進機の位置及び軌跡をその都度確認できます。

ロケーター使用の説明図