工法の特長・概要 DSシリーズ 操作盤と地上設備 推進機の種類と仕様 HOME
ドルフィン工法は、コンパクトな発進立坑(最小Ø2000mm)から、推進工法用鉄筋コンクリート管の先端に小口径管泥濃式掘進機を装備し、遠隔操作により方向修正を行いつつ、切羽と隔壁間のカッターチャンバー内に高濃度泥水を充満させることにより、切羽の土・水圧に見合う圧力を保持し、切羽の安定を図りながら推進する工法です。
土質区分 | 適用範囲 |
---|---|
普通土〔A〕 | N値が50未満の砂質土 N値が30未満の粘性土 礫の含有率は10%以下で、最大粒径は20mm以下 |
硬質土〔B〕 | N値が50以上の砂質土 N値が30以上の粘性土 礫の含有率は10%以下で、最大粒径は20mm以下 |
礫質土〔C〕 | 礫の含有率は60%以下 最大粒径は推進管呼び径の30%以下 |
礫・粗石(玉石)混り土〔D〕 | 礫・粗石(玉石)の含有率80%以下 最大粒径は推進管呼び径の50%以下 礫・粗石(玉石)の一軸圧縮強度は100MN/m²(MPa)程度以内 |
礫・粗石(玉石)混り土〔E〕 | 礫・粗石(玉石)の含有率80%以下 最大粒径は推進管呼び径の80%以下 礫・粗石(玉石)の一軸圧縮強度は200MN/m²(MPa)程度以内 |
礫・粗石(玉石)混り土〔F〕 | 礫・粗石(玉石)の含有率80%以下 最大粒径は推進管呼び径の100%以下 礫・粗石(玉石)の一軸圧縮強度は200MN/m²(MPa)程度以内 |
軟岩〔G〕 | 岩の一軸圧縮強度は40MN/m²(MPa)程度まで ※ |
注1)上記の適用範囲外でも施工可能な場合があるので協会にご相談下さい。
注2)ビットの耐用強度は一軸圧縮強度200MN/m²まで可能であるが、推進精度の保持を考慮して一軸圧縮強度の適応条件値としています。
注3)シルト・砂質土地盤でN値2以下の場合は、協会にご相談下さい。
注4)透水係数10-1cm/秒前後で長距離推進施工の場合は、協会にご相談下さい。
注5)最大礫径100%の場合も条件によって可能。協会へご相談下さい。
注6)普通面盤で礫径φ70mm以下はクラッシャー付なので条件によっては可能です。
※最大礫径20oは取り込み最大寸法
注7)岩の一軸圧縮強度40MN/m²(MPa)以上の場合は協会へご相談下さい。
名称 | 適用土質 | 特徴 | 名称 | 適用土質 | 特徴 |
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DS-L ヘッド |
A・B | 普通土・ シルト用 |
DS-D ヘッド |
A・B | 固結土・ 風化花崗岩用 |
名称 | 適用土質 | 特徴 | 名称 | 適用土質 | 特徴 |
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DS-H ヘッド |
B・C・D E・F・G |
礫・玉石・ 岩盤用 |
DS-H ヘッドU |
D・E・F・G | 礫・玉石・ 岩盤用 |
機種 | 呼び径 | 最大推進延長 | ||
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砂質土・粘性土 | 砂礫土 | 硬質土 | ||
DS300 | φ300 | 250m | 250m | 200m |
φ350 | ||||
DS400 | φ400 | 220m | ||
φ450 | 200m | |||
DS500 | φ500 | 185m | ||
φ600 | 155m |
注1)土質〔D〕、〔E〕、〔F〕、〔G〕では、スライドジャッキ及びグリッパジャッキの使用により、上記最大推進延長より長い場合でも施工可能となることがあるので、協会にご相談下さい。
注2)直線のみの線形でも、推進延長が180m以上の場合は電磁法併用(またはSリード併用)となります。
注3) 上表の延長は最大値であり、推進距離を保証するものではありません。岩や玉石、転石の一軸圧縮強度によっては上表より許容推進延長が短くなる場合があります。