ドルフィン工法とは

■ドルフィン工法推進機

推進機イラスト

■工法の分類

工法の分類説明図ドルフィン工法は、コンパクトな発進立坑(最小Ø2000mm)から、推進工法用鉄筋コンクリート管の先端に小口径管泥濃式掘進機を装備し、遠隔操作により方向修正を行いつつ、切羽と隔壁間のカッターチャンバー内に高濃度泥水を充満させることにより、切羽の土・水圧に見合う圧力を保持し、切羽の安定を図りながら推進する工法です。

■工法の特長

■適用土質

土質区分 適用範囲
普通土〔A〕 N値が50未満の砂質土
N値が30未満の粘性土
礫の含有率は10%以下で、最大粒径は20mm以下
硬質土〔B〕 N値が50以上の砂質土
N値が30以上の粘性土
礫の含有率は10%以下で、最大粒径は20mm以下
礫質土〔C〕 礫の含有率は60%以下
最大粒径は推進管呼び径の30%以下
礫・粗石(玉石)混り土〔D〕 礫・粗石(玉石)の含有率80%以下
最大粒径は推進管呼び径の50%以下
礫・粗石(玉石)の一軸圧縮強度は100MN/m²(MPa)程度以内
礫・粗石(玉石)混り土〔E〕 礫・粗石(玉石)の含有率80%以下
最大粒径は推進管呼び径の80%以下
礫・粗石(玉石)の一軸圧縮強度は200MN/m²(MPa)程度以内
軟岩(特)〔F1 岩の一軸圧縮強度は40MN/m²(MPa)程度まで
軟岩(監)〔F2 岩の一軸圧縮強度は80MN/m²(MPa)程度まで

注1)上記の適用範囲外でも施工可能な場合があるので協会にご相談下さい。

注2)ビットの耐用強度は一軸圧縮強度200MN/m²まで可能であるが、推進精度の保持を考慮して一軸圧縮強度の適応条件値としています。

注3)シルト・砂質土地盤でN値2以下の場合は、協会にご相談下さい。

注4)透水係数10-1cm/秒前後で長距離推進施工の場合は、協会にご相談下さい。

■適用管種・管径

●適用管種
  1. (社)日本下水道協会「下水道小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管(JSWAS Aー6:2000年)」の標準管(L=2000mm or L=2430mm) 及び 半管(L=1000mm or L=1200mm)を標準とします。
  2. (社)日本下水道協会「下水道推進工法用レジンコンクリート管(JSWAS Kー12:2001年)」の標準管(L=2000mm or L=2430mm) 及び 半管(L=1000mm or L=1200mm)を標準とします。
●適用管径
  1. 下水道小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管 呼び径300・350・400・450・500・600とします。
  2. 下水道推進工法用レジンコンクリート管
    ・RS形ー呼び径350・400・450・500とします。
    ・RM形ー呼び径340・390・440・490・540・650とします。
名称 適用土質 特徴 名称 適用土質 特徴 名称 適用土質 特徴
DS-L
ヘッド
A 普通土・
シルト用
DS-D
ヘッド
A・B・C 固結土・
風化花崗岩用
DS-H
ヘッド
C・E
・F1・F2
礫・玉石・
岩盤用
普通土・シルト用 カッタヘッド図 固結土・風化花崗岩用 カッタヘッド図 礫・玉石・岩盤用 カッタヘッド図

■標準推進延長

機種 呼び径 最大推進延長
砂質土・粘性土 砂礫土 硬質土
DS300 φ300 190m 110m 220m
φ350 220m 130m 250m
DS400 φ400 240m 140m 250m
φ450 230m 130m 250m
DS500 φ500 250m 150m 250m
φ600 200m 110m 220m

注1)土質〔D〕、〔E〕、〔F〕、〔F〕では、スライドジャッキ及びグリッパジャッキの使用により、上記最大推進延長より長い場合でも施工可能となることがあるので、協会にご相談下さい。

注2)直線のみの線形でも、推進延長が180m以上の場合は電磁法併用となります。

注3) 上表の延長は最大値であり、推進距離を保証するものではありません。岩や玉石、転石の一軸圧縮強度によっては上表より許容推進延長が短くなる場合があります。